バンクーバーの入り江に架かる橋と、係留された多数のボート。奥に高層ビルと山並み
カナダには、フィリピンにはない価値があります。問題は、それに何を払うかです(イメージ写真)
公開日 · 2026年8月25日

フィリピン留学 vs カナダ留学|「授業1時間いくら」で並べると見えてくるもの

英語留学の定番といえばカナダです。治安、自然、移民国家ならではの多国籍環境——選ばれる理由には十分な根拠があります。

この記事は「カナダをやめてフィリピンへ」という話ではありません。カナダにしか出せない価値をはっきりさせたうえで、授業単価・授業形態・ビザ・就労という4つの軸で並べます。判断材料を増やすための記事です。

カナダが明確に優る点

まずここを曖昧にすると、比較の意味がなくなります。

「英語圏で数年暮らしたい」が目的なら、その時点でカナダです。ここは動きません。

授業単価という物差し

一方で、英語を話せるようにすることが主目的の場合、注目すべきは1時間あたりに何が起きるかです。

項目カナダクラーク(フィリピン)
授業形態グループ中心(1クラス10〜15人程度)マンツーマン中心+グループ
1日の授業約3〜5時間約4〜8時間(コースによる)
1ヶ月の費用感授業料・滞在費・生活費で約35〜55万円寮・食事込みで約25〜32万円
往復航空券約15〜25万円約6〜10万円
飛行時間約9〜11時間約4〜6時間

※学校・時期・部屋タイプ・為替で大きく変動する目安です。正確な金額は記事末尾の提携エージェンシーにご確認ください。

ここから「自分が英語を話している時間」を概算してみます。1クラス12人のグループ授業では、発話の機会をクラス全員で分け合うため、1日3〜5時間の授業でも自分の発話は30〜60分程度にとどまるという試算がよく引かれます。マンツーマン中心の時間割なら、コマ数ぶんそのまま1日3〜5時間が自分の口を動かす時間になります。

1ヶ月に直すと、約15〜30時間 対 約90〜150時間。同じ「1ヶ月の語学留学」でも、話した量には数倍の開きが生まれる計算です。マンツーマンで実際に何が起きるかはマンツーマン授業は本当に効果があるのかにまとめています。

もちろん、グループ授業には別の価値があります。他人の英語を聞いて盗む、議論に割り込むタイミングを覚える、間違いを人前でさらす度胸がつく——これらは1対1では鍛えにくい部分です。グループが劣るのではなく、鍛える場所が違うと考えてください。

ビザと手続きの重さ

ここは費用以上に、社会人の日程を左右します。

「思い立って2ヶ月後に出発」が現実的かどうか——この差は、有給の取り方が限られる社会人ほど効いてきます。1〜2週間しか休めない場合の選択肢は1週間しか休めない人に向く留学を参照してください。

現地で働けるかどうか

カナダを選ぶ大きな理由の一つが、就学と就労を組み合わせられる可能性です。ただし、どの区分で、どのくらい働けるかは制度と個人の条件で異なり、仕事が見つかる保証はありません。到着後に数ヶ月かけて職探しをしている人も珍しくありません。

フィリピンの語学留学は、就労を前提とした制度ではありません。目的は「短期間で話す量を積む」ことに絞られます。

このため、フィリピンで英語の土台を作ってからカナダへ渡るという順番を選ぶ人が一定数います。到着直後から会話が成立するかどうかで、現地での立ち上がりが変わるためです。組み立て方は2カ国留学プランで扱っています。

結局、どちらを選ぶか

カナダを選ぶべき人

クラークを選ぶべき人

カナダ留学の準備段階として英語の土台を作る、という使い方も含めて、期間と予算に合うプランは下記の提携エージェンシーにご相談ください。

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