中華レストランの長テーブルで、各国から集まった同世代の仲間と食事をするTaiyo Nishimuraさん
韓国・台湾・サウジアラビア。休日の食卓がそのまま英語の時間になります(本人の許可を得て掲載)
公開日 · 2026年8月23日

アメリカ高校進学の前に14週間 — Taiyo Nishimuraさんの英語漬け

海外の高校に進学する前に、英語をどこで仕上げるか。

選択肢はいくつもありますが、Taiyo Nishimuraさんが選んだのはクラークでした。トークアカデミーで14週間。アメリカの高校に入る前の準備期間です。

アメリカの高校進学前に英語力を伸ばすため、14週間トークアカデミーで学びました。

この記事は、その14週間が実際どうだったかの記録です。そして読み進めると、進学準備として選んだはずの期間が、それだけでは終わらなかったことが分かります。


教室に、いろいろな国の同世代がいた

Nishimuraさんの記録で最初に出てくるのは、授業の話ではありません。

授業以外でも韓国・台湾・サウジアラビアの同世代の仲間と交流し、休日には映画館やレストランに一緒に行きました。

韓国、台湾、サウジアラビア。 この組み合わせは、日本の高校でも、アメリカの高校でも、そう簡単には作れません。

そして重要なのは「同世代」という部分です。大人の語学学校では年齢層がばらけますが、同じ十代同士なら話題が合う。話題が合えば、話す量が増える。英語が上達する条件として、これ以上に効率のいいものはあまりありません。

教室で、サウジアラビアなど中東出身のクラスメイトや講師と並んで写る様子
教室の顔ぶれ — この構成は、日本でもアメリカでもなかなか作れません
中華レストランで多国籍の友人たちと囲む食卓
休日の外食。共通言語が英語しかない場は、そのまま練習の場になります

ルームメイトがサウジアラビア出身だった

2人部屋の相手について、彼はこう書いています。

寮は2人部屋で、ルームメイトがサウジアラビア出身だったため、宗教や食文化について話す機会があり、異文化理解が深まりました。

これは、留学中に起きる出来事としてかなり密度が高い部類です。

宗教や食文化の話は、教科書では扱いにくい領域です。礼拝の時間、食べられないもの、断食の月。 知識として読むのと、同じ部屋で暮らす相手から日常の会話として聞くのとでは、残り方がまったく違います。

そして英語の観点から見ても、これは相当に良い訓練です。宗教や文化の話題は、天気や趣味の話より一段難しい。説明する側も、聞く側も、言葉を探しながら話すことになります。 その時間が毎日ある環境は、教室だけでは作れません。


夜も英語だった

授業の後について、彼は具体的に書いています。

夜には無料の単語クラスや映画クラスがあり、毎日英語漬けの環境でした。

無料の夜間クラス。 これは学校選びの際に見落とされやすい項目ですが、十代の学習者にとっては大きい要素です。

理由は単純で、この年代は時間があるのに、放っておくと使い道がないからです。夜の時間に選択肢がなければ、部屋でスマートフォンを見る時間になります。母語のコンテンツを見始めれば、そこで英語は途切れます。

単語クラスと映画クラスというのも、疲れた夜の設計としてよくできています。単語は頭を使いますが短時間で終わり、映画クラスは英語に触れながら負荷は低い。一日の最後を英語で終えられるかどうかは、14週間の総量に確実に効きます。

グループ授業。講師がホワイトボードの前で説明している
ディスカッション形式の授業。話す量が自然に増えます

ディスカッション形式の授業

授業そのものについても一言あります。

授業ではディスカッション形式もあり、自然に英語を使う場面が多かったです。

進学準備として英語を仕上げる場合、「正しく書ける」よりも「その場で意見を言える」ほうが先に必要になります。海外の高校の授業では、発言しない生徒は評価されにくいためです。

ディスカッション形式の授業は、まさにその練習になります。準備した文章を読むのではなく、その場で考えて口に出す。間違えながら言い切る。この筋肉は、練習した時間の分しかつきません。

なおトークのHybridコースはマンツーマンとグループを組み合わせた構成です。ネイティブ講師の授業ではありません。クラーク地域自体は欧米出身者が多い街ですが、トークで学生を教えているのはフィリピン人講師です。


休日の使い方

十代の留学で、意外と結果を左右するのが休日です。

The Villages 内の広い芝生のグラウンド
敷地内のグラウンド。体を動かせる場所が近くにあるかどうかは、10代には特に効きます
アクアプラネットの入口で撮った一枚
休日のアクティビティ。行き先があること自体が、週末の質を変えます
売店の前でスタッフと
校内での日常。スタッフとのやり取りも英語の時間です

キャンパスの様子は、Nishimuraさん自身が撮った映像でご覧いただけます。

14週間を過ごした環境を、本人が歩きながら撮影したものです

映画館、レストラン、ウォーターパーク。行き先があり、一緒に行く相手がいる。 この二つが揃っていると、休日が「何もしない日」にならずに済みます。そして一緒に行く相手が多国籍であれば、休日もそのまま英語の時間になります。


14週間で得たもの

英語力だけでなく国際交流の楽しさも経験できました。

これが彼の結論です。

進学準備という明確な目的で始めた14週間でしたが、振り返って挙げているのは英語だけではありません。 アメリカの高校に入る前に、多国籍の環境で過ごす経験をひととおりしておいた — これは進学後にそのまま効いてくる部分です。

図書ラウンジでスタッフと
校内の図書ラウンジ。自習にも会話にも使える場所です
卒業式のスクリーンに TAIYO NISHIMURA の名前が映る
14週間の修了式

高校進学前の留学を考えている方へ — 見ておくといい6つ

Nishimuraさんの14週間から、この目的で学校を選ぶときの確認項目を整理しました。

  1. 同世代の学生がいるか — 話題が合う相手の数が、そのまま話す量になります。
  2. 国籍構成 — 単一国籍に偏った学校では、共通語が英語にならない時間が増えます。
  3. 夜のプログラムがあるか — 有料か無料か、参加は自由か。十代は夜の時間の設計で差がつきます。
  4. ディスカッション形式の授業があるか — 海外の高校では発言が評価対象です。
  5. 休日に行ける場所があるか — 行き先と同行者、この二つが揃っているか。
  6. 敷地内で体を動かせるか — この年代は、これがないと発散先がなくなります。

よくある質問

Q. 高校進学前の準備として、何週間くらい必要ですか。
A. 目的によります。Nishimuraさんの14週間は、会話に慣れて発言できるようになるところまでを狙った期間です。基礎から立て直す必要がある場合はもう少し必要で、会話の慣らしだけなら短くても変化は出ます。

Q. 十代でも一人で行けますか。
A. 学校側が空港送迎から入寮まで手配します。ただし年齢によっては保護者の同意書類などが必要になるため、エージェントに確認してください。

Q. 多国籍と言っても、実際はどの国が多いのですか。
A. 時期によって変動します。Nishimuraさんの滞在時は韓国・台湾・サウジアラビアの学生が多かったと記録にあります。申込前にエージェント経由で直近の国籍比率を確認するのが確実です。

Q. 夜のクラスは必ず参加しなければいけませんか。
A. 自由参加です。ただ、参加した学生としなかった学生では14週間の英語接触時間にかなりの差が出ます。


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*この記事は、2026年にトークアカデミーで14週間学んだTaiyo Nishimuraさんご本人の許可を得て、提出いただいた体験記・写真・動画をもとに構成しました。*

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